漏水調査業務
漏水調査業務内容
老朽化の進む水道管路の漏水を容易に検知、効率的に管理し断水事故や経済損失を削減
- 道路下等に埋設された水道管路のマンホール部の消火栓や止水栓等に、センサを設置し、漏水が発生した際に出る振動を計測することで漏水を検知します。
- 複数のセンサより取得したデータを基に、埋設された水道管の、どの位置で漏水が発生しているかを分析し、web画面の地図上で表示します。
- センサから無線や3G回線等でデータをデータセンタへ収集・蓄積し、日々の検知結果をクラウドサービスで提供します。
高精度センサとクラウドを組み合わせ、容易な漏水調査作業と管理を提供
従来は漏水調査員の技量と作業負担が大きかった調査作業を容易にすると共に、未調査地域で数か月にわたって放置されることの多かった漏水を、比較的短期間で検知・処理することを可能とし、漏水被害を初期段階で留めることで、水資源の有効活用に貢献します。
漏水調査サービスの期待効果
危機管理
耐震化工事の進まない老朽管の漏水監視
- 重要系統の断水影響
- 二次災害(道路陥没、鉄道影響、ガス管破損)等
地震、台風等の災害対策
- 備え:地形や土壌状態と漏水発生状況の相関把握
- 被災:被害状況の調査効率化
管路更新計画の適正化
将来を見据えた更新計画検討
- 高度成長期投資に対する法定耐用年数基準での更新継続の可否
- 実態把握(漏水状況)に基づく更新計画へのフィードバック
技術継承
音聴技量→可視化による判断
- 漏水値(スコア)による漏水可能性の可視化
- 取得データ(振動波形)特性からの理論推定の支援
データ蓄積による検知技術の向上
- 音聴による現場判断→蓄積したデータ傾向に基づく検知技術へのフィードバック
センサの概要
- 小口径~中口径の配水管網に対応
- 使用環境を考慮した小型、防水構造
- 強力磁石による容易な取付
- 無線通信による容易なデータ取得
- 複数同時使用が可能
~現場課題に合わせた柔軟な調査が可能~
データ収集方式
ドライブバイ方式
- 無線受信機を搭載した車両等にて、センサを設置した弁室、消火栓付近を巡回し、近距離無線にてセンサ内に記録したデータを収集。
(パーマネント方式)
- 計測・監視を行う弁室、消火栓付近の電柱などに中継局を固定設置し、基地局を介し無線通信にデータを収集。
漏水監視ソフトウェア
漏水センサ設置条件
漏水調査サービスイメージ図
お問い合わせ先
株式会社フューチャーイン
受託事業ソリューション担当
電話:052-732-8032
更新日 2023年4月28日
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