統合脅威管理 FortiGate

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製品概要

FortiGateはさまざまなネットワーク上のセキュリティ機能を統合した多面的な脅威に対抗できる国内市場No.1シェアのUTM（統合脅威管理）製品です。
ネットワークの出入口の防御をすることによって安心・安全なネットワーク環境をご提供いたします。

UTMはファイアウォール、アンチウイルス、不正侵入防御、アンチスパムなど複数のセキュリティシステムが統合されたオールインワン製品です。
ネットワークの出入り口に設置し、不正侵入を防ぎ、スパムメールや不正サイトを検知してアクセスを制限するなど、ネットワークを経由したサイバー攻撃から内部ネットワーク環境を守ります。

図：UTMの働き

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機能

FortiGateは下記に挙げられる多様なセキュリティ機能を1台で実現いたします。

ファイアウォール

イラスト：ファイアウォールのイメージ

ファイアウォールは、悪意のあるトラフィックや不正アクセスからの保護を可能にする重要なコンポーネントです。
ファイアウォールの設置によって端末自体がウイルスに感染することを防いだり、悪意をもった何者かにハッキングされて会社内のデータを閲覧や窃盗、あるいは漏洩されるといったサイバー攻撃から未然に防御することが可能です。

VPN

イラスト：VPNのイメージ

仮想プライベートネットワーク（VPN）は、ユーザーがパブリックインターネットと企業や組織のネットワークとの間に安全で暗号化された接続を確立するためのサービスです。
VPNの使用によって、他者、ソフトウェア、およびWebブラウザによるユーザーの接続へのアクセスを阻止できます。これによって、ユーザーが送受信する情報の安全性および匿名性が維持されます。
また、すべての通信が暗号化されることによって何らかの方法で通信を傍受した攻撃者にとっては解読不可能のテキストあるいは文字となります。

アンチウイルス

イラスト：アンチウィルスのイメージ

フォーティネット社は24時間365日の運用体制で、世界中のセキュリティ研究センターから発生するあらゆる脅威を一元管理しています。これによって最新のポリモーフィック攻撃、ウイルス、スパイウェア、その他あらゆるコンテンツレベルの脅威から、お客様の社内環境を保護するセキュリティアップデートサービスを提供しております。
業界をリードする高度な脅威検知エンジンを活用するこのサービスは、新たな脅威や進化する脅威によるネットワーク侵害や重要情報へのアクセスを阻止します。

Webフィルタリング

イラスト：Webフィルタリングのイメージ

Fortinet社によってデータベース化および分類された世界中のあらゆるURLから悪意があると認識されたサイトへのアクセスを制限します。これによってランサムウェア、認証情報の摂取、フィッシングといったWeb経由の脅威に対応する包括的な脅威保護を提供いたします。
また、暗号化されたトラフィックをサポートすることによって、コンプライアンスや許容可能なサイトの判断も可能にします。

侵入・防御検知（IPS）

イラスト：侵入検知のイメージ

侵入防御検知システム（IPS）では通信を監視することにより、悪意のあるトラフィックを特定し、組織のネットワークへの侵入を防御します。脅威が検出された際には、アクセスの遮断、ホストの隔離、侵害の可能性ある外部Webサイトへのアクセスの遮断など、セキュリティポリシーにて設定された適切な対応を講じます。
IPSによってネットワークを悪用しうるトラフィックが特定されると、保護用仮想パッチを実装します。この仮想パッチは、既知および未知の脆弱性を悪用する脅威に対する安全対策であり、ネットワークを経由して脆弱性にアクセスするのを防ぎ、阻止することでホストレベルではなく、ネットワークレベルでその脆弱性を保護します。

アンチスパム

イラスト：アンチスパムのイメージ

組織の処理対象となるスパムを包括的かつ多層的なアプローチで検知およびフィルタリングします。また、二重パスを使用する検知テクノロジーによりネットワークの境界でスパムメールを大幅に削減するので、メールによる攻撃や感染に対する卓越した制御が可能となります。
このアンチスパムではドメイン、グループ、あるいは個別のユーザーレベルでのアンチスパムフィルタリングの設定が可能となっているため、組織に応じてポリシーのカスタマイズが可能となります。

アプリケーションコントロール

イラスト：アプリケーションコントロールのイメージ

ユーザーが実行するアプリケーションに対する優れた可視性をリアルタイムで実現することにより、適切なポリシーを簡単に適用してセキュリティを向上し、コンプライアンスに対応可能となります。
アプリケーションコントロールの活用によって、個別のアプリケーションまたは特定種類のすべてのアプリケーションへのアクセスを許可、拒否、または制御するポリシーを作成することで、危険度の高いアプリケーションへのアクセスを管理し、組織の保護を強化できます。

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FortiSandbox Cloud

FortiSandboxでは通常のアンチウイルスでは防御できないゼロデイ攻撃と呼ばれる未知の脆弱性を活用した攻撃の対策を行うことが可能です。
未知の脅威を含んだファイルは世界中のfortiGateよりクラウド上へアップロードされ自動的に分析・ワクチンを生成し、各FortiGateへ配信します。これによって最新の脅威への対策も可能としております。

図：FortiSandbox Cloudの仕組み