DxWINの導入事例

藤枝市役所様

市役所来庁者に効果的に情報をお届けしたいとの目的で、ガラス面を活用した情報発信を展開していただいています。
今回、広報課 杉本主査様にお話をうかがいました。

写真:市役所正面玄関の様子
市役所正面玄関の様子

導入の背景

藤枝市では、多くの人が訪れ、住みたい・住み続けたいと思っていただけるような「選ばれるまち藤枝」を目指し、安全・安心な暮らしを実現するためのさまざまな施策を展開しています。
あわせて力を入れているのが「情報発信」です。ホームページをすべての情報が集約されている情報の着地点とし、広報紙やSNS、デジタルサイネージ、マスメディアなど、ターゲットに合わせ、さまざまな媒体で情報を発信しています。

課題

情報発信媒体の一つ「デジタルサイネージ」について、本市ではJR藤枝駅の改札口に続く南北自由通路に大型ビジョンを設置。視覚的に訴求力があり、効果的に情報を届けることができる媒体として一定の成果を上げている一方で、設置費が高額なことや設置スペースが必要になることが課題となり、他の場所での設置が進んでいないというのが実情でした。

解決

そうした中で、フューチャーインから提案をいただいたのが「ガラスサイネージ」の活用です。
ガラス面に特殊フィルムを貼り、プロジェクターで投影して静止画や動画を映し出すガラスサイネージは、デジタルサイネージと比較して、飛躍的に設置・運用に係る経費を抑えることができるほか、ディスプレイを設置する必要がないため、設置スペースを確保することなく、映像を表示することができるというものでした。

本市にとって課題を解決する手段と捉え、フューチャーインとの共同によるパイロット事業として、まずは、日々、多くの市民や事業者が訪れる市役所の玄関ホールに機器を設置し、平成29年8月からガラスサイネージによる情報発信をスタートしました。

表示サイズは約70インチで、市内のイベント情報や講座などの募集情報、市からのお知らせ、PR動画などを表示。市役所を訪れる人に、来庁目的以外の行政情報を効果的に届けることができるほか、イベント情報や各種PR動画などを表示して藤枝の魅力を伝えることにより、郷土愛の醸成や定住人口の拡大につながることを期待しています。

また、表示する内容を専用のシステムで職員自らが容易に管理できるのも、この仕組みの特長の一つです。この利便性を生かして、友好都市からの来客の際に歓迎のメッセージを表示するなど、各課からの依頼に対して柔軟に対応しています。

写真:落成式の様子
(左) 市役所正面玄関に設置していただきました
(右上)落成式で北村市長様からもお言葉をいただきました
(右下)奨励賞を受賞された広報課 杉本主査様

今後の展望

プロジェクターで投影していることもあり、表示内容の鮮明度が空間の明るさに左右されるため、設置場所を選ぶ必要はあるものの、費用対効果は非常に高いものがあるため、今後、他施設での導入も前向きに検討していきたいと考えています。

藤枝市様概況

人口:145,992人
世帯数:58,554戸(2018年1月末現在)
静岡県中部に位置する。

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更新日 2019年9月30日

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