Dropbox Businessは同僚、外部パートナーやベンダーなどとより効果的にファイルを共有する、共同作業のためのプラットフォームです。
ファイルへのアクセスが非常に直感的で使いやすく、どのデバイスやプラットフォームでも生産性を高めることができます。
特徴
PCと変わらない操作性
DropboxデスクトップアプリはWindows Explorerと一体になっています。
今まで通りのWindows操作でファイルの編集・共有・共同作業などを実現できるため、年齢層やITリテラシーを問わずすぐに利用できます。
ファイルサーバーに近いフォルダ階層運用
「チームフォルダ」内に作成したサブフォルダ(第二階層以下フォルダ)で、メンバーの削除が可能です。
よりファイルサーバーに近い運用ができ、利用範囲の拡張性が高くなりました。
一般的なクラウドストレージでは、技術的な制限でサブフォルダに対してはメンバーの追加のみ可能ですが、Dropboxではこのフォルダ構成を実現できます。
圧倒的な同期スピード
Dropbox独自の特許取得の同期技術により、大容量コンテンツの同期や回線が細い現場にも対応できます。
同期途中で回線が切れた場合は、切断時点から再開されます。
3種類の優れた同期技術
差分同期
更新時の差分のみを同期させるため、同期時のデータ量を減らすことが可能です。(特許取得)
LAN同期
同じLAN配下のPC間では直接データを同期するため、WAN回線への負荷を削減できます。(特許取得)
ストリーミング同期
アップロード完了する前から他のユーザーがダウンロードを開始できます。
堅牢なセキュリティ
Dropboxは企業や教育機関が求める高いセキュリティを確保するための包括的なサービスを提供しています。
主な機能
ファイルのプレビュー機能
- 追加のソフトウェアをインストールすることなく190種類以上のファイルのプレビューを表示
- あらゆるデバイスからさまざまなファイル形式に対してコメントを⼊⼒
Dropboxにおける共有⽅法
リンク共有 - 最新のファイルを対象ユーザーと共有
- 受信者側のDropboxアカウントは不要
- アクセス権限設定(閲覧・編集)にてコンテンツを保護
- パスワード、ダウンロード可否、有効期限の設定でリンク共有コンテンツを保護
ファイルリクエスト - 対象ユーザーからファイルを収集
- 対象先アップロードを指定してファイル(20GBまで)を収集
- 提出されたファイルはリクエスト側のみ閲覧可能
- ファイルをアップロードするユーザーのDropboxアカウントは不要
フォルダ共有 - 双⽅向での共同作業
- 共同編集者(招待されたユーザー)はDropboxアカウントが必要
- アクセス権限設定(閲覧・編集)にてコンテンツを保護
- メンバーは最新のファイルにて共同作業を実施
Dropbox Transfer - 安全にファイルを転送
- 複数のファイルまたはフォルダを⼀度に転送可能
- 受信者側のDropboxアカウントは不要
- パスワード、有効期限の設定にてリンク共有コンテンツを保護
選択型同期とスマートシンク
ファイルを最適に同期することで必要なファイルへ迅速にアクセスできます。
- 選択型同期
-
- ハードドライブ容量の節約(推奨30万ファイル)
- 不要なフォルダをパソコン上に同期しない設定
- 必要なファイルやフォルダのみを同期するよう選択することができます
- アーカイブフォルダ、ログなど⽇常使わないフォルダを同期対象から外します
- スマートシンク
-
- ハードドライブ容量の節約(推奨30万ファイル)
- “オンラインのみ”に設定することでDropboxアカウント上のファイルやフォルダをハードドライブ容量を使わずにブラウジング
- 頻繁に使⽤しないファイルは“オンラインのみ”に切り替わります
- 標準の同期設定では新しいファイルやフォルダはこの機能を利⽤してハードドライブ容量を利⽤せず同期されます
- 利⽤者がそれぞれのファイルやフォルダをパソコンに保存しておくか、オンラインのみにするかを選択することができます
ファイルのバージョン履歴・復元
- すべてのバージョン履歴および削除履歴を保持
- 共同編集によるファイルの更新時に、ファイル名を⼀切変更することなく、上書き保存することにより、常に最新のファイルへアクセスが可能
- 途中でファイル名を変更した場合でも、ファイル名の異なる過去履歴を保持しているため、簡単に復元が可能
ファイルのバージョン巻き戻し
- 災害時にも⼤量に削除されたファイルの⼀括復元が素早く容易に可能
- ランサムウェアなどのサイバー犯罪の被害を最⼩化
巻き戻し機能で取り消しになる内容
- ファイルの編集、ファイル名の変更、追加内容、削除した内容
- 共有フォルダで⾏った操作(他のユーザーが所有する共有フォルダも含まれます)
- メンバーとして参加し、編集権限を持っているDropbox Businessのチームフォルダで⾏った操作
ファイルロック機能
- 競合コピーの⽣成を防ぐため、ファイルのロック機能を使い排他制御できます
- ロック中のファイルは他のユーザーが読取り専⽤モードとして閲覧可能
- 他ユーザからロック解除のリクエストが可能
- ロックしたユーザーまたは管理者にてロック解除可能
フォルダ・ファイルの整理
ファイルの命名規則の追加
ファイル命名規則を作成して、ファイルに対して変更(⽇付、イニシャルを⼤⽂字、セパレーターを変更、親フォルダ名を追加)を適⽤することができます。
複数ファイル整理
使⽤頻度(⾮アクティブ)、⽇付(⽉ / 年)、キーワードに応じて、フォルダ内のファイルをサブフォルダに分類して移動できます。
⾃動フォルダ
命名や並べ替え・タグ付け・変換(PDF・画像・動画・解凍)などの設定を指定することで、ファイルが追加されると⾃動的に変換などがされます。
Dropbox バッジ機能
- ファイルの閲覧者や編集者を表⽰することによりデータ競合を回避
- 編集中のファイルを別のユーザーが新しいバージョンとして保存した場合、現在編集中のファイルをバッジ機能にてすぐに更新
- バッジはDropboxに保存されているMicrosoft Word、PowerPoint、Excelファイルに表⽰
Dropbox Paper
- Dropbox Paperはオンラインドキュメントのワークスペースで、テキスト、メディア、ファイルを1カ所で整理、表⽰
- Paperを使⽤すると他のユーザーと簡単に共同作業を⾏えるうえ、どこからでもPaperドキュメントにアクセス可能
- ドキュメント閲覧、編集、作成にはDropboxアカウントが必要
- 消費するDropboxアカウントの容量はごくわずか(100 バイト以下)で、通常のドキュメントファイルの30分の1程度
料金プラン
プラン名 |
Standard |
Advanced |
---|---|---|
年額 / ユーザー |
18,000円 |
28,800円 |
ストレージ容量 |
5TB / チーム |
5TB / ユーザー |
日本データセンター |
〇 |
〇 |
バージョン履歴とファイルの復元 |
180日 |
365日 |
スマートシンク |
〇 |
〇 |
ファイルロック(排他制御) |
〇 |
〇 |
共有権限の詳細設定 |
〇 |
〇 |
Dropbox Transfer(ファイル転送機能) |
2GB / 回 |
100GB / 回 |
ファイルサーバー的なフォルダ階層 |
〇 |
〇 |
デバイスの遠隔削除 |
〇 |
〇 |
2段階認証の要求 |
〇 |
〇 |
セキュリティアラートと通知 |
|
〇 |
ランサムウェアの検知と復元 |
|
〇 |
シングルサインオン(SSO)連携 |
|
〇 |
ファイル単位の監査ログ |
∆ |
〇 |
Dropbox Passwords 管理コンソール |
|
〇 |
注1 金額は税別表示です。
注2 3ユーザー以上から契約可能です。
お問い合わせ先
株式会社フューチャーイン
クラウドサービス担当
名古屋 電話:052-732-8269
静岡 電話:054-254-1000
更新日 2024年3月14日
ページ番号1001381印刷する